• 純粋な唾液そのものは口臭にはならない

    口臭と唾液はとても深い関係にあります。唾液は、分泌直後は無色透明できれいですが、口の中では唾液は汚れと混ざって、白くにごった色になります。

    歯周病が重症の人では、唾液に血液が混じって、ピンク色に見えたりそこに白い膿も混じって乳白色になったりします。鼻やのどの悪い人は、唾液に黄色いネバネバした痰のようなものが混じっていることがあります。

    唾液を人から採取して試験管に入れて、口臭と同じにおいが発生するか調べた実験があります。その時の実験では、汚れなどを含んだ唾液全体と唾液の透明な上澄み部分とを、それぞれ体温と同じ温度に温めたそうです。

    実験の結果は、唾液全体を温めたものからは口臭と同じ臭いが出た一方、唾液の透明な部分だけのものからは、くさい臭いは出てこなかった・・ということなんです。

    >> もっと詳しく口臭解消法を知りたい方はこちら!