• 口臭の原因は、多くが歯周病と考えられていますが、ではその歯周病の原因は何なのか・・というお話です。

    「カンジダ」と呼ばれるカビが歯周病のほとんどの原因だと考えられているようです。この「カンジダ」カビによって起こる口内炎が歯周病になるわけです。口臭のもとを探ればカンジタ菌だった・・というケースがあるのです。

    実は、この事実が判明したのは、「義歯性口内炎」という入れ歯と歯ぐきがうまく合わないときに起こりやすい病気の治療から発見されたのでした。

    口臭治療ですが、抗カビ剤でこの病気は治療できますが、「歯ぐきからの出血が止まった」「歯のぐらつきが止まった」という声が出てきたのです。その患者さんの歯ぐきからは、驚くほどの量の「カンジタ」カビが発見されたのでした。

    そして、それが元になり「ファンギゾンシロップ」という「抗カビ剤うがい」が生まれたのでした。使い方は簡単なのですが、少し長い時間口に含まないといけませんので頑張ってください。

    まずは食べカスが残らないように歯磨きをしましょう。そして、うがい薬を歯ブラシに少し垂らし、それを軽く歯と歯茎の間にブラッシングしていきましょう。

    次は、もう少し口に薬を含んでクチュクチュと口の中をうがいするように浸透させます。そのまま約30分は口の中でクチュクチュしながらキープしておくと良いです。あとは吐き出して終わりです。水ですすいだりはしない事です。

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  • 口臭の原因の多くは、歯周病による膿になります。

    歯周病は、成人の多くがかかっている病気ですが、10代でもかかっている割合が少なくありません。

    歯周病のメカニズムはこうです。まず歯と歯茎の間の歯周ポケットに、食べかすがたまり雑菌が繁殖し、48時間以降に歯石になります。

    するとこの歯石で歯周病菌が繁殖します。歯周病菌は毒素を出し、これが体調を悪化させることもありますが、血液中の白血球がこのバイ菌と戦い、膿になって歯と歯茎の間から口の中に出てくるのです。

    この膿が口臭の原因になります。生臭い感じと、ツンとくる刺激臭が混じったものです。

    口臭はもちろん歯周病だけでなく、舌だったり食道・気管・胃腸なども原因になることがありますが、歯周病がある人ならば、まずはこれを治さないといけませんし、半年に一回は歯科医で歯石取りのメンテナンスを受けるべきです。

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